物流を作業のままで終わらせていませんか?
物流は、どの企業にも必ず存在する。
ここでは、2026年4月までにCLO設置義務化にもとづき、当社の考え方をブログで書いてみようと思います。対象外の規模でも、CLO(物流統括管理者)は前準備と認識が必要です。
物流を「誰が、どの視点で、どこまで考えているか」によって、会社の利益構造は大きく変わります。
ここでは、CLO(Chief Logistics Officer)がいる会社、CLOがいない会社の2つを比較しながら、違いを整理してみます。
① 物流コストの捉え方の違い
■ CLOがいない会社
- 物流費は「仕方のないコスト」
- 倉庫費・運賃・人件費を個別に見ている
- 年に一度、値上げ交渉が来てから対処
結果として、「なぜ高いのか分からないが、下げようもない」という状態に陥りがちです。
■ CLOがいる会社
- 物流費を「経営コスト」として構造で把握
- 保管・作業・輸送・在庫回転を一体で設計
- 数字の根拠をもとに改善余地を見つける
物流費が管理不能な出費 → 改善可能な投資に変わります。
② 現場と経営の距離
■ CLOがいない会社
- 現場は現場、経営は経営
- 現場の不満は上に上がらない
- 経営判断が現場に伝わらない
その結果、ムダな動線、非効率な作業、属人化が温存されます。
■ CLOがいる会社
- 現場を理解した上で経営判断をする
- 現場の声を数字と言葉に翻訳
- 改善が「根性論」ではなく設計になる
現場は疲弊せず、経営は感覚ではなく判断ができる状態になります。
③ 外注先(物流会社)との関係性
■ CLOがいない会社
- 「物流はプロに任せている」
- 言われるがままの見積・条件
- 問題が起きてからクレーム対応
主導権は常に外注先にありますが、外注先を価格で選びがち。
■ CLOがいる会社
- 委託先をパートナーとして管理
- 条件・役割・期待値を明確化
- 数字と事実で対等に話ができる
結果として、無理なコスト増や、ズレた提案を防げるようになります。
④ 将来変化への耐性
■ CLOがいない会社
- 取扱量増減のたびに混乱
- 新規事業、EC対応で現場が破綻
- 属人的な運用が足を引っ張る
■ CLOがいる会社
- 変化を前提とした物流設計
- スケールする仕組みを持っている
- 人が変わっても回る体制
「今の物流」だけでなく、「これからの会社」に耐えられる物流になります。
〇 中小企業にとっての現実的な選択肢
正直に言えば、中小企業が専任CLOを社内に置くのは簡単ではありません。
だからこそ今、外部CLO(物流責任者代行)という選択肢が注目されていくのではと考えてます。
- 社内にない視点を補う
- 第三者だから言える改善点
- 現場と経営、両方を理解した立場
物流会社でも、単なるコンサルでもない経営視点の物流責任者として関わる存在です。
〇 物流が変わると、会社の数字が変わります
物流は裏方ではありません。
利益・人材・成長を左右する経営そのものだと考えています。
もし、
- 物流費に違和感がある
- 現場が疲弊している
- 物流の話になると判断が止まる
などを感じているなら、能力不足ではなくて視点が足りていないだけかもしれません。
参考にしてみてくださいね(^_-)-☆
当社では、中小企業向けに物流責任者代行サービス(CLO育成代行)を提供していきます。まずは現状整理をして、数字と現場、両方を見た上でご提案します。