読書という行動からの恩恵とは?
こんにちは。今回は読書から得れる恩恵を書いてみます。顧問先の社長さんには、読書と運動を必ず勧めています。それは、課題や問題を解決するための大切な要素が含まれるからです。それは…。

多くの課題に直面し、その解決策を探る中で読書が大きな助けとなる経験をしてきました。しかし、読書が苦手な方や、忙しい経営者の方にとって、「読書なんて無理だ」と感じることもありますよね。でも、少しだけ考え方と行動を変えれば、読書があなたのスキルを飛躍的に向上させる最高のツールになるかもです。
■手に取れる位置に本を置く
まず、読書を日常的な習慣にするためにおすすめしたいのが、「本をすぐ手に取れる位置に置く」という方法です。人は環境に大きく影響されます。手元にスマートフォンがあれば自然と触りたくなるように、身近な場所に本があれば、読む機会が増えます。
例えば、仕事用デスクやソファの横、ベッドサイド、書斎をお持ちであれば書斎に本を置いてみてください。「たった1ページでも読む」という意識で気軽に手に取ることが大切です。これが、読書を習慣化する最初の一歩になります。
■本の選び方:知り合いから勧められた本を手に取る
次に、「どの本を読めば良いか分からない」という悩みをお持ちの方におすすめなのが、「知り合いから勧められた本」を読むことです。特に、成功している経営者や信頼できる友人から勧められた本は、その人自身が役立つと感じたものですから、間違いがない確率が高いです。
さらに、読んだ本の中に紹介されている別の本にも注目してください。「次に読むべき本」が自然と見つかります。こうして、読書の連鎖が始まると、自分にとって価値のある知識がどんどん増えていきます。
■時間を確保するためにマネジメントを強化する
「読書をしたいけど、忙しくて時間がない」という声もよく聞きます。特に中小企業の社長さんは、多忙な日々を過ごしていると思います。しかし、時間は「作る」ものです。ここで重要なのが、マネジメントに重きを置くことです。
例えば、業務を見直し、スタッフに任せられる業務を増やしてみてください。社長さんは現場の細かな作業に追われるのではなく、全体を俯瞰する視点を持つべきです。その結果、空いた時間を読書に充てることができます。
■読書がもたらす変化:発する言葉が変わる
読書を続けると、驚くほど「発する言葉」が変わってきます。本から得た知識や考え方が、自然と日々の会話に反映されるからです。
たとえば、部下に対する指示や顧客との商談で、より的確で説得力のある言葉が選べるようになります。これにより、周囲の信頼感が増し、経営者としての存在感が高まります。
■優秀な経営者は読書家が多い
多くの成功している経営者は、驚くほど読書をしています。読書家の仲間入りをすることは、小さな行動から始められます。
まずは、1週間に1冊でも構いません。ネットで評判の良い本や、気になるテーマの本を購入してみてください。徐々に読書の楽しさを感じられるようになり、自然とペースが上がるはずです。
■書店で背表紙を見て選ぶ楽しさ
読書をより楽しいものにするために、書店に足を運ぶこともおすすめです。背表紙を眺めながら、自分の直感で本を選ぶのは、新しい発見の連続です。
書店での選書は、「自分に何が必要か」を改めて考える時間にもなります。そして、気になった本は迷わず購入してください。後で後悔するよりも、先に読んでみることで、新たな学びが得られる可能性が広がります。
■ネットでの購入も活用
もちろん、忙しい方にとってはネットでの本購入も非常に便利です。SNSやレビューサイトで評判を見たり、おすすめされた本をすぐに購入する習慣をつけましょう。「良さそうだな」と思った本は、手元に置いておくことで読むチャンスが生まれます。
■自身の悩みや課題に対する答えを本から得る
経営者として、悩みや課題に直面することは避けられません。そんな時こそ、本を頼りにしてみてください。
例えば、経営戦略、人材育成、財務管理といったテーマに関する本は、具体的な解決策やアイデアを提供してくれます。実際に読んだ内容を試してみることで、自分の行動に変化が生まれ、結果がついてくることがあります。
■読書で得た知識を行動に移す
最後に、読書で得た知識をどう活用するかが、経営者としての真価を問われる部分です。本を読むだけで満足するのではなく、その中で得たアイデアを実際に試してみましょう。
たとえば、「スタッフのモチベーションを上げる方法」を学んだなら、次の日から実践してみる。また、経営における判断基準を本から学んだら、それを元に具体的な戦略を練ってみる。読書と行動のサイクルを回すことで、経営者としてのスキルが確実に向上します。
※小さな一歩から始める
読書が苦手な方も、今日からできる小さな行動を始めてみましょう。本を手に取り、ページをめくる。その先には、あなたのスキルを高め、経営者としての可能性を広げる多くのヒントが詰まっていたりします。
ぜひ、読書を通じて新しい学びを得て、それを自分の行動に反映させてみてください。その小さな積み重ねが、あなたとあなたの会社の未来を確かなものにするかもです。
是非、参考にしてみてください(^^♪