経営も人生も同じなんだなぁ~
起業を考えている若者(紹介されて)が、先日、事務所に来ました。その時に話したことを、ブログに上げておいて欲しいというので…。「人は生きている以上、ず~と工事中だし、思いどおりに行かない人生のようだよ。経営もしかり」と。
経営はまさに「人生」と同じで、完成形がありません。常に変化があり、課題があり、計画があっても予測外の出来事に対応しなければなりません。それは、建設中の道路を車で進むようなものです。舗装されていない道もあれば、突然のデコボコに対応しなければならない場面もあります。しかし、その過程こそが経営の醍醐味であり、成長のチャンスなのです。
1. 計画はあくまで道標、進みながら修正する
経営を始める際には、事業計画をしっかりと立てることが重要です。しかし、計画は絶対的なものではなく、進む中で修正が必要になります。お客様のニーズや市場環境は常に変化しています。たとえば、新しい競合が現れる、顧客の嗜好が変わる、社会情勢が動くなど、計画通りにいかないことがほとんどです。このようなとき、柔軟に対応できる姿勢が重要です。
2. 課題は次へのステップ
道路工事中で障害物があるように、経営にも常に課題があります。たとえば、売上が思うように伸びない、資金繰りが厳しい、人材が定着しないなど。これらの課題を恐れず、前向きに取り組むことが成功の秘訣です。経営者は課題を解決するたびに成長します。問題を避けるのではなく、課題の中から新しい可能性を見出すことが大切です。
3. 継続して進む力が成功を呼ぶ
「工事中」という環境では、完璧な成果を求めすぎると動けなくなります。大切なのは、少しずつでも前に進むこと。たとえ小さな一歩でも、それが積み重なれば大きな成果となります。経営は長期戦です。最初から完璧を求めるのではなく、継続することに重きを置きましょう。
4. 変化を楽しむ心を持つ
工事中の道を進むことは苦労もありますが、楽しむ心を持つことで経営はもっと面白くなります。新しい事業を開拓する、新しい仲間を迎える、今まで気づかなかった市場に挑戦する。これらすべてが経営の醍醐味です。変化に柔軟に対応し、楽しむことで、ポジティブなエネルギーが生まれます。
5. 学び続ける姿勢を忘れない
人生が学びの連続であるように、経営もまた学びの連続です。成功体験に甘んじるのではなく、新しい知識やスキルを常に追い求めることが重要です。また、失敗から学ぶ力も必要です。失敗は怖がるものではなく、成長のための貴重な経験です。
経営は、工事中の道を進むようなものだとお話ししましたが、その道のりは、社長自身が作り上げていくものです。進む中で予想外の課題に直面しても、常に前向きに取り組むことで、新たな道が切り開かれます。挑戦し続ける姿勢が、成功への鍵だと私は考えています。
というようなことを話したかなあ~www。ブログに上げることで、自分自身が一番勉強になりました。(^_-)-☆