成功と失敗を分ける分岐点とは
2025年の最初のブログ記事です。新年からダッシュでいろんなことを進めて行きましょう!それでは・・・。
起業間もない経営者にとって、事業が軌道に乗りはじめることは大きな喜びです。しかし、この時期こそ注意が必要です。社長の行動が会社の未来を左右し、成長の加速か停滞を招くかが決まります。今日は、当社が考える5つの重要なポイントをUPしてみます。

ポイント➀: 少し儲かりだすと遊びだす社長
会社が儲かりはじめた途端、社長が仕事を疎かにして趣味や遊びに時間を使い始めるケースは少なくありません。しかし、これは経営者としての責務を放棄しているに等しい行動です。
会社は儲けが出た後が本当のスタートです。事業を拡大する戦略や、次なり投資を慎重に常に考え、持続可能な成長を目指すべき時期に、経営の舵取りを怠れば、競合に遅れをとるリスクが高まります。
ポイント②: 売り上げの割には役員報酬が高い
経営者が高額な報酬を得るのは、会社が安定して黒字を継続している状態で初めて正当化されます。しかし、売上がまだ安定しない段階で過剰な報酬を取ることは、資金繰りを悪化させる原因になります。
例えば、以下の点を考慮する必要があります。
- 必要な運転資金の確保
- 将来の投資や設備資金への備え
会社の利益は、まず組織や事業のために再投資するのが基本です。目先の報酬を優先すると、後々の会社の成長が制限されることになります。とある銀行の方と会食したときに、起業してたまたま上手く行っているだけなのに役員報酬をたくさん取る社長さんが多いとも言ってました。
ポイント③:部下は不満だらけ
社員が不満を抱く原因は多くありますが、特に起業間もないころは、下記が挙げられます。
- 社長が自分だけ利益を享受していると感じる
- 十分な労働環境や報酬が整備されていない
このような状況が続くと、社員のモチベーションが下がり、離職率が上昇します。企業は人なりです。現場の声に耳を傾け、働きやすい環境を整えることが、長期的な発展の鍵ではないでしょうか。
ポイント④:部下のモチベーションが上がらない
モチベーションは、会社の成長に直結します。以下のような工夫はとても大切です。
- 公平な評価制度の導入
- 成長機会やスキルアップの場を提供する
- 定期的なコミュニケーションを通じて目標を共有する
社長が「自分のための会社」ではなく、「社員とともに成長する会社」を目指していると示すことで、部下の意識が変わります。
ポイント⑤:発展しない会社の行く末
儲かりはじめた段階で適切な行動を取らなかった会社の多くは、成長が止まりやがて衰退します。その結果、競合に追い抜かれたり、経営が行き詰まる可能性があります。
経営者としての責任感と未来を見据えた行動が不可欠です。
最後に、成功し続ける会社の社長は、自分自身を律し、常に未来を見据えています。
- 目標を明確にし続ける:短期的な利益に満足せず、長期的な成長を計画する。
- 自己成長を怠らない:社員に求める以上に自分が努力する姿を示す。
- 社員への感謝と配慮:共に会社を支える仲間として接する。
社長の行動は、会社の文化や未来を形作ります。一歩一歩慎重かつ大胆に進むことで、会社の継続的な成長を遂げていくものと考えてます。参考にしてみてくださ~い(^_-)-☆