中小企業コンサルティングと事業開発

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中小企業のお金のかけ方

経営者として企業を成長させていく上で、「必要なものに投資し、欲しいものやあったらよいものには手を出さない」という考えは、とても大切な考え方です。私利私欲に負けずに自分を律する経営者のところには、必ず信頼できるスタッフが育つ傾向にあります。

そのことについて、ブログに書いてみようと思います。

特に中小企業のような限られた資金で成長を目指す経営者にとって、安定した発展を可能にするための基本でもあります。華やかなオフィスや最新設備に憧れる気持ちは誰にでもありますが、本質的に必要なものが揃っているかを常に確認し、経営の一貫性を保つことが重要です。

 

■目的の明確化

経営の目的を定めるとき、企業が目指すべき方向を理解していることが重要です。企業にとって本当に「必要なもの」は、目標達成に直接的に役立つものです。営業力を強化するための教育投資や、効率を向上させるための業務改善ツールなどは、確実に利益へと繋がります。

対して、単に「欲しい」と感じるものは、例えば一時的にビジネスイメージを向上させるための豪華なオフィスや、まだ有効活用ができない最先端技術への無計画な投資といった要素です。これらに資金を投入してしまうと、長期的な成長を妨げる結果にもなりかねません。

■投資の選別と収益への影響

企業の資金は限られています。そのため、投資は経営判断に基づいて慎重に選別されるべきです。

例えば、従業員の成長や効率向上を支援するための教育や研修は、従業員満足度と能力向上を図り、結果的に顧客満足度や企業の利益向上に直結するでしょう。営業活動を支えるシステムへの投資も、業務効率や売上拡大のためには欠かせないものです。

しかし、必要性が証明されていない「欲しいもの」や「あると便利」な機器に資金を投じてしまうと、必要なときに本当に必要な投資ができなくなるリスクがあります。

■ 長期的な視野での判断

経営においては、すぐに効果が見えるものだけでなく、長期的に見て効果が発揮されるものにこそ投資が必要です。

例えば、顧客との信頼関係を深めるためのCRMシステムの導入や、社内コミュニケーションを円滑にするためのリーダー育成プログラムなどが挙げられます。これらは一見、時間がかかる投資に見えるかもしれませんが、着実に成果をもたらし、企業の持続的な成長を支えてくれるものです。

一方で、「欲しい」という感情に流されて行った投資は、短期的な成果しかもたらさないことが多く、後々の成長に繋がりにくいものがほとんどです。

■ 必要とされる時にだけ投資する柔軟性

事業の成長には柔軟な対応も欠かせません。新しい設備やツールがどうしても必要となったとき、その時点で初めて投資を決断する柔軟な姿勢が重要です。

未来への先走りすぎた投資より、現実的な必要性が明確な段階での決断が、企業にとってより良い結果をもたらすことが多いと思います。この柔軟な対応を維持するためにも、経営者は市場や業務の状況を常にチェックし、冷静な判断を行うためにも、最新の情報に目をむけておく必要があると考えてます。

■ 経営者自身の意識改革

「必要なものにのみ投資をする」という考え方は、経営者自身がしっかりとした意識を持ち、実践することが求められます。時には欲しいものを我慢し、社員や取引先に対しても正当な投資が行われていることを伝えることで、社内外に一貫性と信頼を築けると思います。

 

中小企業が持続的に成長するためには、「必要なもの」にのみ資金を投入するという経営の姿勢を貫くことが、企業の成長と安定を支える柱となるかも知れませんね(^_-)-☆

参考にしてみてください。

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