先送りをしないための行動とは?
新規事業を始める経営者にとって、やるべきことを先送りにする癖は大敵です。そこで今回は、その対策方法を私なりの見解で書いてみようと思います。
事業の立ち上げ期はタスクが山積みで、何から手をつければいいのかわからなくなることも多々あると思います。ですが、先送りが習慣化すると、進捗が停滞し、最悪の場合、事業自体の成否に影響を及ぼします。先送り癖を解消するための具体的な5つの解決策をご紹介します。
1. タスクを小さく分解する
大きなタスクや目標に対して、圧倒されてしまうのは先送りの一因です。例えば「事業計画を作成する」という目標は漠然としており、取り掛かりづらいものです。これを「市場調査をする」「競合分析をまとめる」「計画書の構成を作る」といった小さなステップに分解することで、心理的なハードルが下がります。小さな成功体験を積み重ねることで、やる気も継続します。
2. 優先順位を明確にする
やるべきことが多いと、何から始めればよいのか迷い、結果として何も手をつけない状態に陥りがちです。経験あるますよねぇ~www そんなときは、「重要度」と「緊急度」で分類するマトリックスを活用すると効果的です。縦軸に”重要””重要ではない”、横軸に”緊急””緊急ではない”にわけてタスクをはめて行きます。緊急なもの重要なものにまず取り掛かり、緊急ではないが重要なものをスケジュールに組み込むことで、タスク管理がわかりやくなります。
3. デッドラインを設定する
先送りの大きな原因は、「いつまでにやるか」が曖昧なことです。自分で具体的な締切を設定し、それを守る意識を持つことが大切です。さらに、他者に報告する仕組みをつくると、自分を追い込む動機づけになります。例えば、「週末までに市場分析を完了して、チームミーティングで発表する」といった形で、周囲を巻き込むとサボれなくなります。
4. 環境を整える
作業環境も先送りに影響を与えます。周囲が散らかっていたり、集中を妨げる要因が多い場所では、タスクに取り組むのが億劫になります。静かな場所で、必要な道具が整った環境をつくりましょう。スマホやSNSなどの気を散らすものは物理的に遠ざけることが効果的です。このブログの中にSNSについて書いた記事があるので、読んでみてください。
5. 自己対話を深める
「なぜこのタスクが必要なのか」「これをやらないことでどんな影響が出るのか」を自問自答することで、やるべきことの重要性を再認識できます。また、「完璧にやらなければならない」という思い込みが先送りを生むこともあるため、「まずはやってみる」という気持ちで軽いスタートを切ることがポイントです。
〇 経営者の行動が事業の未来をつくる
新規事業の成功は、経営者の行動にかかっています。先送りの癖を克服することで、よりスピーディーかつ効果的に事業を進めることが可能です。経営者自身が自らの行動を律し、手本を示すことが、組織全体のパフォーマンス向上にもつながります。「今やるべきこと」を即座に実行する力を、日々の習慣として育てていきましょう。参考にしてみてくださ~い(^_-)-☆
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