何かのスキルを得るには絶対的に必要な時間
こんにちは。
今日は、”1万時間の法則”について書いてみようかと思います。
とある会合で、「起業するにはどんな準備が必要ですか?」と聞かれた際の回答に、スキルを身に着けるには、最低でも身に着けたいスキルを勉強し続けて、1万時間は必要と話しました。
ネットで「1万時間の法則」とググると出てきますが、私は会社員になる前にプロゴルファーを目指し研修生になりゴルフ場の仕事(キャディ、コース管理、レストランウエイター、マスター室業務など)を行いながら、その代わりに練習環境を。そのときに、プロゴルファーの方に”プロになるには、最低でも1万時間の練習量が必要”と教えてもらいました。

当時は、プロの方が言うんだから間違いないと思い計算したのを思い出します。当時の練習時間は、朝が2時間、夜が3時間ほど取れていました。日中は、ゴルフ場の雑務です。
1日で5時間ほど。球を打つ練習は、5時間で約600球ほど。
1ヶ月毎日行ったとして、30日×600球=18000球/月
1万時間÷5時間/日=2000日
2000日÷365日/年=約5.6年
6年間毎日欠かさず、600球を打ち続ければプロになれるんだと思い、当時は必死に練習時間を作って練習していたのを懐かしく思い出します。
プロゴルファーは途中で断念しましたが、毎日の練習は行っていたので、当時は上達したのを覚えてます。
そんな経験をしてきたので、何かを習得するには最低でも1万時間を費やす必要があることを体感で覚えてました。
会社は何かのスキルを習得するには便利なところ

1万時間の法則を考えると、会社はすごく良い環境デス。
給料というお金をもらいながら、スキルを磨ける場所ですからね。
はじめて社会人になる方に、必ず伝えるのが、社会人のスタートは給料というお金でなく、吸収できるスキルは、息を潜めてどんどん吸収しようと。(これあまり言いすぎると、〇〇ハラとか言われますね笑)
年間の出勤数が約250日だとして、1日の仕事に集中している時間が4時間/日だとすると、1万時間の法則にあてはめると、約10年が必要になります。(1万時間÷4時間/日÷250日/年)
社会人になったら、まわりの人と比較している場合じゃなく、本当に眼の前の仕事に集中しないとですよね~。
毎日8時間を集中すれば、約5年で1万時間。
週休2日の1日をスキル磨きと朝活で約2時間を費やせば、おそらく3年である程度のスキルが身に付きます。
このように仕事に向き合えれば、今は転職時代なので、3年ごとに異業種に転職して3社も転職すれば、9年で3業種のスペシャリストぐらいのスキルの持ち主になります。
新卒入社した場合は、30代前半で。多分、3社目を退職するときは、引き留められると思います。どうせ退職するなら、本当のスキルを持って引き留められるぐらいでないとね。
もう社会に出たらボーとしている場合じゃないんです。
本当の自立とは、自分のスキルだけでお金を稼ぐことですからね。
参考にしてみてくださ~い