2024年問題は、解決するのか?
こんにちは。
昨日は、当社のHP経由のお問合せが2件ありました。公開してから2ヶ月ぐらいなので、期待はしてなかったのですが、HPの更新の継続の大切さを感じました。
さて2024年問題がメディアや各種新聞にも毎日のように取り上げられています。

この問題については、2030年問題に繋がっている問題と考えています。
2030年問題とは、2030年には日本の人口の約3割が高齢者となることが予測されていて、それにより引き起こされる各種問題の総和のようです。
現在は日本の人口における高齢者は1/4以上とのことですが、医療費の増加や地方の過疎化などが急速に進むと思います。
企業では、人材獲得競争の激化や人材不足、人件費の高騰などが加速していきます。
企業も働き方の多様化対応や人材の確保などは、今までとは違った戦略を立てる必要があるのをヒシヒシと感じています。
たとえば、派遣会社のスタッフは、必要な時だけ利用できるので便利なサービスの半面、派遣比率が高い企業は、採用力が弱いことが考えられます。スポットの派遣スタッフよりプロパースタッフを戦力化した方が、派遣スタッフ2名と同じぐらいの戦力になるものです。
そういえば先日、物流のアウトソース先の選定でお困りのご相談を受けたときに、アウトソース先の派遣比率が高いところは選定基準から外すようにしました。アウトソース先の派遣比率≒サービスレベルと考えてます。詳しくは、タイミングをみて、ブログにUPしようかと思います。
企業の採用活動も求人屋さんに頼っているのは危険です。”良い人採用して戦力化しましょう”なんて求人屋さん言ってきますが、そもそも求人屋さん自体が採用難で採用したスタッフの戦力化できていなかったりします( 一一)
しかし、猛スピードで迫ってくる少子高齢化を考えると、通過点の2024年問題はどうなることやらと。
あくまでも自分の持論ですが、2024年問題における物流機能は一度壊れた方が良いぐらい思ってます。海外と違い、狭い国土の中での今日の物流機能は便利すぎると思います。インターネットで購入したものが、簡単に手元に届かない環境を一度経験した方が、末端の物流業界の価値をあらためて消費者が認識してもらう良い機会だと感じています。町に出て手間をかけて買い物したり、地方にも足を運んでいくことで経済が活性化されると思ったりもしています。
2024年問題が、どのように乗り越えて対応していくのかを注視していきたいと思います。(^_-)-☆