女性スタッフの協力体制
こんにちは。
2024年は、地震、飛行機事故、火災など暗いニュースからスタートしました。
お亡くなりになられた方々、そのご家族、ご親族、関係者の方々に対しまして、心よりお悔やみ申し上げますとともに、被災者の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
当社は気持を切り替えて、被災地の一日でも早い復旧・復興を願いつつ、事業を前に進めていきます。
昨日、お問合せいただいた社長さんから、下記のような質問を聞かれました。

お問合せいただいた詳細は下記にて。(機密情報につき出せる範囲で)
〇地方の物販販売、製造の企業様
〇お問合せ内容は、製造現場の女性パートスタッフの協力体制が取れてなく、どうにかしたいとのこと
〇数年前から問題になっていて、いろんな手をうってきたが効果がなく
〇協力体制が取れてないので、新人さんが退職してしまう
などなど。
この問題は、6年前ほど、他社でアドバイスした事例があり、その時の内容を教えてあげました。
女性にお花の管理を任せてみては?
6年前の企業さんは倉庫の会社で自社倉庫を保有していました。同様にパートスタッフの協力体制が悪く、私の知人の社長さんからご紹介されて、その会社を訪問しました。
社長さんが整理整頓にはうるさいらしく、倉庫内はきれいに片付いていました。パートスタッフの方たちは、案内されているときは、かならず元気に挨拶してきます。”とても感じが良い現場だなあ”と思ったほどです。
案内中に、社長さんに聞いたところ、来客があり社内を案内しているときだけは外面が良いというか…。
ひととうり案内をしていただいて、倉庫の外に出たときに、大きめの花壇がありました。その花壇も雑草はないのですが、お花が植えてませんでした。かなり前に花壇の管理は外注していたそうですが、経費削減で花壇の管理を断念したそうです。
もったいないと思い、社長さんに花壇の管理をパートスタッフに任せてみませんか?とアドバイスしました。
その際に条件を、
・必ず交代でパートスタッフにまかせること
・社長さんがこだわる社内の整理整頓の中に、花壇の美化をとりいれること
・お花はパートスタッフで購入してきてもらい、経費で落とすこと
・朝夕の水やりもパートスタッフにまかせること。業務が忙しすぎる場合は、社長自ら手伝うこと。
をアドバイスしました。
飲み会やレクレーションを今まで行っても参加率が半分ほどだったらしいです。
私がアドバイスした約1ヶ月後にパートスタッフを全員集めて、花壇の管理を任せたいと話したそうです。
約25名ほどいたパートスタッフの中から7名ほどが管理したいと手をあげたそうです。
続くて行くうちに、管理をきちんと行うと、お花がきれいに咲くので、パートスタッフから”秋はこの花を植えよう”とかでコミュニケーションがよくなったそうです。
その後は、新人のパートスタッフは、花壇の担当を必ず受け持つ流れにしていて、新人さんが溶け込みやすくなったとのことでした。
その後、少し時間がかかってみたいですが、協力体制がよくなり、社内の飲み会などの参加率が上がったと言って社長さんは喜んでました。
昨日、お問合せいただい社長さんにも口頭で伝えましたが、ここにアップしましたので、参考にしてみてください。
コンサルティングは会社毎に解決策はまったく違います。とくに中小企業においては、他社の成功事例が当てはまることが少ないんですよね。
当社のコンサルティング内容はあまり情報として出さないのですが、こんな感じでコンサルティングしています。