成績が良い営業マンは自然に使っている
こんにちは。今回は営業における「計画的偶発性」という考え方についてお話ししたいと思います。ちょっと難しそうな言葉ですが、実はこれ、売れる営業マンほど自然に実践している考え方なんです。

・「計画的偶発性」ってなに?
「計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)」は、アメリカのスタンフォード大学の教授が提唱したキャリア理論とググったら出てきました。
簡単に言えば、
「人生の8割は予測不能。だから偶然を受け入れて、活かすことが大事」
という考え方です。
実はこれ、営業の現場でもバッチリ当てはまります。
・営業にも「偶然」が溢れている
・たまたま飛び込みで訪問した会社が、ちょうど困っていた。
・紹介してもらった社長と話していたら、別の案件に発展した。
・展示会で偶然話した相手が、大口顧客になった。
こんな経験、営業なら誰しも一度はあると思います。
でもこれって、ただの“偶然”ではありません。
行動したからこそ生まれた偶然なんです。
・人は「偶然」に惹かれる
人は、ストーリーや出会いに「偶然性」があると、なぜかグッと心をつかまれますよね。
「たまたま見かけて…」
「偶然通りかかって…」
こうした出会いや出来事には、運命や縁を感じやすいもの。
だからこそ、営業においても“偶然”は大きな武器になります。
・成績の良い営業マンが自然とやってること
実は、営業成績が安定している人って、この「計画的偶発性」を意識してなくてもやってます。
どんな行動をしてるかというと…
● 好奇心が強い
「この会社、何やってるんだろう?」
「この人、どんな話が好きかな?」
と、常にアンテナを張ってます。
● 断られてもまた行く
一度ダメでも「またタイミング変わったら行こう」と思って、もう一回訪問。
結果、話が進むこともよくあります。
● 柔軟に対応できる
相手の状況に合わせて話を変えたり、提案内容を変えたりできる人は、商談チャンスを逃しません。
● ポジティブで前向き
うまくいかなくても「また次があるさ」と切り替えが早い。だから動き続けられる。
● ちょっと冒険してみる
「知らない業界だけど行ってみようかな」
「初めてのタイプの人だけど話してみよう」
こうした小さな冒険が、大きな成果につながることもあります。
・偶然は、仕掛けるもの
私も過去に何度も「偶然」が成果につながった経験があります。
ある時、商談が急にキャンセルに。
その空き時間で、近くの会社に「ご挨拶だけでも」と立ち寄ったんです。
すると、たまたまその場に別の社長がいて…
話が盛り上がり、そこから案件をゲットしました。
このエピソード、偶然に見えますよね?
でも本当は、「動いたから生まれた偶然」なんです。
・チャンスは「動く人」に訪れる
ぼんやりしているだけでは、偶然は起きません。
「空いた時間で何かできないかな?」
「この人と話してみようかな?」
そんなちょっとした行動が、“偶然のきっかけ”になります。
計画的に、偶然を呼び込む。
だからこそ「計画的偶発性」なんですね。
■ 偶然を味方につけよう
営業は、すべてが予定通りにはいきません。
でも、だからこそ偶然に強い人が成果を上げるんです。
・少しの行動力
・少しの好奇心
・少しの柔軟性
これらを持っていると、いつでもチャンスは転がり込んできます。
ぜひ、あなたも明日から「偶然を仕掛ける営業マン」になってみてください。
「たまたま」から、あなたの人生が変わるかもしれません。
参考にしてみてくださいね。